豊岡整形外科（山形県寒河江市）の口コミ・評判

診療科目：整形外科 田舎なもので公式HPを持っていらっしゃらない事業主さんもまだまだおられる地域。
医療界隈でも例外ではありません。
電脳上が確かなのか口コミが確かなのかは結局、受けた者次第なのでしょう。
「あそこの先生はどう？」と巷のお年寄りに確かめる訳にもいかず、情報も持たないまま、早くこの痛みを鎮めたいとの一心で、受診しました。
X線撮像のフィルムが貼付されたシャーカステンを見て「異常なし」、電気療法と投薬。
お蔭様で初診で痛みが数十％は引いたように感じられました。
簡単に当方の予定などを先生が聞き取られ、簡素なメモ(医院のアドレスと先生のフルネームがぽんと押印されているだけ)に何月何日、来てね！と走り書きされ、それを渡されると診察は終了します。
五～六回の通院で、痛みはすっかり引きました。
一時は痛みが移動したように感じられたときもありましたが、その時は次の受診まであと何日か、という時期。
それを先生に伝えると、あー注射してあげてもよかったかなぁ？...なんてときもありましたが・・・、いまでは痛みませんので、不思議な経験です？

地域柄シルバー世代が多く、シルバーの皆さんのペースに馴れておられるのか、先生もスタッフの皆さんも明るい雰囲気ながら(外科系だから明るい?というのも関わっているかも知れません)、どこか穏やかなムードが漂っておりました。
私の印象に残った点は、先生はドクターコートではなく全く普通のポロシャツにて診察にあたっておられ、堅苦しさをまるで感じませんでした。
お話のされ方も、当地の訛りがさほど混じらず、明るくて気さくと感じました。
関節や骨や外傷の痛みに悩まされているときですから、こちらの先生のお話方は構えずに済むのがなによりである、と思います。
通院最後の日は、「○○さん、無事痛みが消えてよかった。しかし、今後もまたどっかが痛くなったらすぐ来てね。そのときまでどうかお元気で...」と優しく語り掛けられたこと、そして先生の後ろに控えておられたスタッフさんが阿吽のタイミングでお辞儀されたのには、胸がじん...と温まりました。
他の医院ではそんな"ホスピタリティ"を受けたためしがなかったから。

この様に、先生とスタッフの医療行為の他、気さくなムードも治癒効果に大きく関わるのではと、キーを叩きながらしみじみ思い起こしております。

30～40代女性 2017年10月22日投稿